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高校数学を楽しむために

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初めに

私は塾講師の経験があり、更にyahoo知恵袋等で回答してきた。その多くは回答をただ提示するだけでなく、どちらかと言えばその背景や他の分野との繋がりなどを楽しく学べるように知識を提供してきた。

このブログでは一見関係のない分野でも相互的に理解することで繋がりを見つけ出せること、その楽しさを伝えたいと思う。

偏差値60行かない人は基本問題をせよ

高校数学では各分野を断片的に教えられる。チャート式やFocus Goldなどの網羅系参考を見ても明らかなように分野間での繋がりがあまりにも分かりくい。Focus Goldはチャレンジ編、実践編があるからまだ良い方ではあるが。

さてここにそれほど時間をかけたくないのだが、本当に多い光景でそしてこれを理解できるのは実際に受験を終えてからである。辟易しているのでここでちゃんと読んで帰ってほしい。

皆こぞって青茶、Focus Goldを見せびらかすかのように使うが、正直な話河合の全統模試で偏差値60(以下何も指定しなかったら河合ので、1,2年生向けだと思われたし)超えない生徒には無駄である。いや誤解を生まないように言うのなら、4STEPやサクシード等の教科書傍用問題集の基本問題系を完璧にするだけで偏差値60は超えるし、超えないようなら基礎が分かっていないか圧倒的に基礎の練習が少ない。先述した網羅系問題集にも基本問題はあるが、教科書傍用問題集とは比較にならないほど基本問題が不足している。だから偏差値60行かない状態で網羅系問題集を回しても単なる暗記になってしまう。解法の理解をしようとしても基礎がボロボロだと時間が掛かってしまうのは当たり前である。

とにかくここのブログは偏差値60以上ある人か発展的な内容(Focus Goldの実践編のような)に興味がある人向けにしているので、そのことを念頭に入れて楽しんでいってほしい。

高校数学の各分野の繋がり

高校数学は大まかに

  • 解析学系
  • 線型代数学
  • 図形系
  • 数理統計学

で分けられる。解析学系は関数を扱う分野。図形と方程式、微分積分など。線型代数学は主にベクトルと行列。

質問が多いのは解析学系と線型代数学であると感じる。それは何をやっているのかいまいちなところがあるからか、或いは分野を超えた背景があることから難しい問題を作ることができるからか。いずれにせよ俯瞰した考え方を持つことこそがこれらを理解するために欠かせない要素となる。高校数学だけでは足元だけが照らされているのだが……。

各投稿の流れ

自己紹介のような投稿にもあったように、私が今まで見つけてきたことを書いていく。皆さんにとっては当たり前のことになるかもしれなく、または間違えている部分もあるとは思うが、その時には優しくしていただきたい。

今想定しているのは定義を深くまで理解し、問題をじっくりと解くというものだ。勿論ただ解くだけではなく背景知識等を込みながらの解答となる。当然大学の内容も入ってくるので、読者は高校数学をある程度理解しているか大学で数学を勉強して基礎を十分に身に着けている人を対象としている。

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